上山市プロフィール
「かみのやま」由来と歴史
「かみのやま」の地名は、古くは『神山』又は今の山形に対して『上の山形』といわれていたが応永年間(1394~1428)ごろに最上満長が当地を領し、上山殿と称したことから『上山』となったと伝えられています。
その後、満長の後えい上山義忠が月岡に城を移し、前川の川筋を変えて城下町として整備したのが現在の市街地の原形をなしています。
上山温泉が奥羽三楽郷の一つとして栄えた起源は、長禄2年(1458年)に肥前国(現佐賀県)杵島の僧月秀が今の湯町付近にあった温泉が湧いていたのを発見したことによります。
その後、新湯、高松、葉山、河崎、金瓶などの温泉群が続出し、風光明媚と病後の療養に特効があることから広く世に知られるようになりました。
上山市のあゆみ
昭和29(1954)年
10月1日、上山町、西郷村、本庄村、東村、宮生村、中川村の一町五ヶ村が合併し市制を施行
昭和31(1956)年
本沢村の一部久保手を編入合併
昭和32(1957)年
赤湯町の一部中山を編入合併
山元村及び山形市の一部蔵王金瓶を編入合併
上山市の位置
市面積 |
241k㎡ |
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方位 |
極東・・・東経140度27分 |
広ぼう |
東西・・・23.1km |
市役所位置 |
地名・・・河崎一丁目1番10号 |
上山市の地勢
本市の地域は、山形県の南東部に位置し、蔵王連峰の裾野に広がっている。市内を蔵王川、須川前川が流れ、北東に向かって凹面を見せた半円状の盆地に市街地が形成されている。積雪は比較的少なく、暴風雨等は稀で、気候的には恵まれている。
市章
「上山」の文字をデザイン化し、上山温泉郷のルーツともいえる鶴を型どったものです。
同時に種子から萌え出ようとする力を表わし、未来への躍進を象徴しています。
【昭和30年5月制定】
市の花、木、鳥、花木
市の花「キク」
市内には観賞用から食用まで多くの種類のキクが栽培されています。市制20周年を機に市民からの公募で選ばれました。
市の木「アララギ」
アララギ派歌人齋藤茂吉にゆかりの深い樹木で、イチイ科の常緑針葉高木です。市内の各所に見事な老樹名木を見ることができます。市制20周年を機に市民からの公募で選ばれました。
市の鳥「コサギ」
きれいな川や水田に生息するこさぎの別名は「白鷺」。白く清楚なイメージが城のまちにふさわしいことから、市制40周年を記念して市の鳥に選ばれました。
市の花木「上ノ山麒麟」
大正期から全国の愛好者に名声を馳せた上山固有の伝統的なサツキの品種であり、市制60周年を記念して市の花木に制定されました。