上山市快適環境基本計画における事業者の役割について
事業者の皆様へ
快適環境基本計画では、快適環境条例に基づき、市の役割、市民の役割、事業者の役割を設定しています。このページでは、事業者の皆様に取り組んでいただきたいことを発信しております。
望ましい環境像
自然が息づく 皆がうるおう 健康保養地(クアオルト)かみのやま
基本目標
環境像を実現するため、以下の5つの基本目標を掲げます。
(1)生活環境の保全
(2)循環型社会の形成
(3)地球温暖化防止・再生可能エネルギー
(4)自然との共生
(5)環境教育・学習の推進
役割
市の役割
市は、市民及び事業者と連携し協力して、総合的な立場から環境施策の策定及び活動を積極的に行います。また、国、県と連携し協力して、広域的視点に立った取り組みを推進します。
適切な計画の進行管理に基づき各施策の達成状況の把握を行い、その結果を各施策に反映させるとともに、環境施策に関する情報を提供します。
また、一事業者、一消費者としての立場から、環境保全に関する行動を率先して行います。
事業者の役割
事業者は、環境問題への関心や理解を深めるように努め、自らの事業活動が環境に対して与えている影響について十分に認識し、事業特性に応じた環境保全の取り組みを積極的に推進します。
また、業界団体と連携し事業者間での情報共有を図っていきます。
事業者の皆様に取り組んでいただきたいこと
(1)生活環境の保全
- 公害防止全般
各事業における自然環境への負荷を考慮し適切な対策を施すほか、近隣住民への適切な説明を行い良好な関係を築いていきます。 - 大気環境の保全
事業に伴って発生する臭気を極力低減するよう努め、近隣住民との良好な関係を築きます。 - 水環境の保全
排水や汚濁負荷低減に細心の注意を払います。 - 騒音・振動防止
工事や事業活動などによる騒音、振動の防止に努めます。 - 土壌と地盤の保全
有害化学物質や農薬の適正な管理、使用に努めます。 - 空き家・空き地対策
危険な空き家や良好な環境を阻害する空き地にならないように責任をもって管理し、やむを得ず空き家、空き地となり遠方にいて管理できない場合にも、知り合いや業者に依頼するなどして環境悪化を防ぎます。また、空き店舗を活用した事業ができないか検討するほか、廃止施設について責任をもって適切な処置をするよう努めます。 - 景観の保全
自然景観を害する行為はしないほか、市が行う景観保全のための施策に協力します。 - 歴史文化環境の保全と発展
伝統的な祭りや行事の支援に努めます。
(2)循環型社会の形成
- ごみの適正処理
事業所から出るごみの減量に努め、適正に処理します。 - 省資源とリサイクルの推進
過剰包装を自粛したり店頭での資源物を回収したりします。また、水資源についても日頃から節水や循環利用に努め、省資源に取り組みます。 - 美化清掃の推進
環境美化運動を行い地域社会に貢献します。
(3)地球温暖化防止・再生可能エネルギー
- 温室効果ガスの抑制
エコドライブに取り組み、低公害車の導入に努めます。 - 省エネルギーと再生可能エネルギーの利活用
太陽光発電システムの導入や、その他の再生可能エネルギーを利用した機器の導入に努めます。 - 産業分野別での環境負荷削減
産業全体で環境に配慮した経済活動を実施するとともに、エコアクション21に登録し環境負荷を削減していきます。
(4)自然との共生
- 森林地域における共生
林業後継者の育成に努めます。 - 身近な自然における共生
自らの事業活動において、自然との共生に配慮します。 - 都市緑化の推進
住宅地造成や企業立地に際して緑地面積の確保に努めます。
(5)環境教育・学習の推進
- 自主的な取り組みの推進
リサイクル活動や清掃活動等に自主的に取り組みます。 - 環境学習の推進
環境に対する関心を深めるための広報を行います。