第3期上山市快適環境基本計画の策定について
計画概要
上山市快適環境基本計画とは、平成10年に施行された「上山市快適環境条例」に基づき策定した計画であり、上山市の環境施策の方針を定めた計画です。令和5年度で第2期上山市快適環境基本計画の計画期間が終了することに伴い、第3期上山市快適環境基本計画を策定いたしました。
- 表 紙・目 次 [PDFファイル/245KB]
- 序 章 計画策定の趣旨と基本的な考え方 [PDFファイル/237KB]
- 第1章 望ましい環境像と基本目標 [PDFファイル/520KB]
- 第2章 施策の体系と重点施策 [PDFファイル/374KB]
- 第3章 各主体の役割 [PDFファイル/126KB]
- 第4章 施策の内容 [PDFファイル/1.65MB]
- 第5章 計画の推進体制及び進行管理 [PDFファイル/219KB]
- 参考資料 [PDFファイル/498KB]
計画期間
上位計画である「第8次上山市振興計画」の計画期間に合わせ、令和6年4月から令和13年3月までの8年間を計画期間とします。
なお、諸情勢の変化などにより見直しの必要が生じた場合は、適宜、見直しを行ってまいります。
望ましい環境像
本計画では第8次振興計画で定める将来都市像をもとに、持続的発展が可能なまちを実現していくためには、豊かな環境の保全に取り組み、快適に住み続けられることが重要であることから、望ましい環境像を「みんなで創る 快適で住みよい 持続的発展が可能なまち かみのやま」としました。
基本目標
快適環境基本計画における望ましい環境像を実現するため、以下の通り5つの基本目標を掲げました。また、本計画で示す施策の対象とする範囲が広いことから、今日的な課題として力を入れる部分や、8年間の計画の中で早期実現を目指す施策を重点施策として位置づけるとともに望ましい環境像を実現するため、計画の成果を測る評価指標を設けて達成状況や事業の実施状況を毎年把握し、結果を公表、必要に応じて施策の見直しを行ってまいります。
地球温暖化・再生可能エネルギー
世界中で温室効果ガス排出抑制によるカーボンニュートラルの実現を目指した地球温暖化対策が急務となっており、上山市においても、市、市民、事業者それぞれがライフスタイルの見直しや省エネルギーに取り組むとともに、温室効果ガスの抑制や再生可能エネルギーの導入を推進します。
重点施策
- 省エネルギーの推進
- 再生可能エネルギーの利活用
指標 | 現在値(令和4年) | 目標値(令和13年) |
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市施設の温室効果ガス排出量(※1)(年間値) | 4,721.0t-CO2 | 2,443.3t-CO2 |
市内の再生可能エネルギー新規導入量(※1) (目標値はR5~R13の累計) | ‐MWh | 7,429MWh |
市の地球温暖化対策の取組が進んでいると思う市民の割合 | -% | 100% |
循環型社会の形成
私たちがこれから先も生きていくには、できるだけ環境への負荷を減らことが求められます。そのために、ごみを出さないライフスタイルへの行動変容やごみの適正処理、3R(Reduce減らす、Reuse再使用、Recycle再資源化)の浸透により、環境負荷の少ない循環型社会を推進します。
重点施策
- 3Rの推進【Reduce(減らす)・Reuce(再利用)・Recycle(再資源化)】
- ごみの適正処理
指標 | 現在値(令和4年) | 目標値(令和13年) |
---|---|---|
市民一人一日あたりの家庭系ごみ排出量(年間値) | 550g/人・日 | 530g/人・日 |
ごみの資源化率(年間値) | 22% | 25% |
循環型社会が進んでいると思う市民の割合 | -% | 100% |
自然との共生
上山の有する蔵王連峰等の山々、里山、田園、水辺等の自然は、多様な生物の生息空間として、物質資源供給の場として、また、やすらぎと活力を与える場として、私たち市民に多くの恵みをもたらしてきました。
このような恵みを永続的に享受していくために、人と自然の共生に配慮した環境づくりを行います。
重点施策
- レクリエーションや環境学習の場としての森林の活用
- 里山の保全と活用
指標 | 現在値(令和4年) | 目標値(令和13年) |
---|---|---|
野生動物による人的及び物的被害件数(農作物被害を除く)(年間値) | 0件 | 0件 |
生活に支障のない河川整備がされていると思う市民の割合 | -% | 100% |
生活環境の保全
すべての市民が、健康で快適かつ文化的な生活を送れるように、大気汚染、水質汚濁、騒音・振動などの生活環境に影響を及ぼす公害を防止・低減していくとともに、空き家、空き地対策などの課題に取り組み、安心して住み続けられる環境を保ちます。
重点施策
- 空き家・空き地対策
指標 | 現在値(令和4年) | 目標値(令和13年) |
---|---|---|
法規制対象の苦情件数(年間値) | 16件 | 5件 |
河川の水質汚濁に係る環境基準(BOD)の達成率 | 100% | 100% |
空き家バンクの成約件数(目標値はR5~R13の累計) | 82件 | 170件 |
大気汚染、水質汚濁、騒音等の公害が少ないと感じている市民の割合 | -% | 100% |
環境教育・学習の推進
私たちのふるさと上山は、他に誇れる豊かな自然に恵まれています。この豊かな自然環境を将来世代に引き継いでいくためには、市民の環境意識の向上が求められます。学校や社会活動での環境学習を支援し、自主的な環境保全活動を推進していくことにより、年齢や職業に関わらず、主体的に環境問題に向き合う市民の育成に取り組みます。
重点施策
- 社会活動における環境教育や学習の推進
指標 | 現在値(令和4年) | 目標値(令和13年) |
---|---|---|
環境美化運動の実施地区数(※2)(年間値) | 52地区 | 100地区 |