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No.15 私の上山

私の上山市: 一年前の思い出

うわ!上山に来てからあと少しで一年になります!時間が経つのは早いですね。上山に来る前は4年間ぐらいイギリスのロンドンに住んでいましたので、都会暮らしを田舎暮らしに変更しました。そこから私の毎日の生活の送り方が随分変わり、少し心配なこともありましたが、ドキドキしながら新しい挑戦のため頑張りたいと思っていました。

日本に来るのは3回目だったのですが、山形県、実は東北も初めてでした。今回来日したのは8月の初旬で日本は蒸し暑い真夏でした。「やっぱ!東北も蒸し暑いだ!」とかみのやま温泉駅に新幹線から降りた時思っていましたが、暑い日本の夏を2回経験したことがありましたので非常に驚きませんでした。その最初の日々の間にもっと印象的なことがいくつかありました。

上山市に新幹線で近づいていた時に窓から自然が豊かな山々、田んぼと果樹園、狭い道がいっぱいある古い町並みの景色を見たら、日本らしい雰囲気を感じて素敵なところだなという印象が強かったです。

あれ!その幻想的な風景にある高い建物は何?「あの高い建物」と言うのは高さが134メートルのスカイタワー 41のマンションです。田園と山の景色を背景にした高層メンションは確かに目立っていますね。最初は「これはじゃまだなぁ」と周りの景色の写真を撮るときに少し悩んでいましたが、今はスカイタワーの姿に何とか慣れてきて、どうしてもその山形県で最も高い高層マンションは上山市のトレードマークの1つになっています。

それから上山市の周りには美しい景色がいっぱいあります。この辺の最も有名なイメージはもちろん堂々たる蔵王連峰の景色です。蔵王山と言えば冬はスキー、秋は紅葉、春と夏はハイキングですね。蔵王連峰と丘や山に囲まれている上山市の最高に美しい風景に感動しました。山登りが大好きな私には自然が豊かな街での生活がとても楽しみがいっぱいあるじゃないかと思っていました。スカイタワーの他に上山のトレードマークと人気観光スポットになるのは上山城です。私も早く行きたかったところでした。お城とその周辺はとても素敵で、坂から蔵王連峰や温泉街の風情を残す市街地の家並みを眺められます。すぐ近くには『上山城の足湯』もあり、のんびり足湯に浸かり、リラックスが出来ます。「温泉町はいいなあ!」、上山にいる間に絶対にできるだけいっぱい温泉に入りたいと考えて楽しみにしました。

その最初の蒸し暑い天気の日々の中でちょっとしたリフレッシュができるところも見つけました。職場の近くにあるラーメン屋でした。ラーメンと言えば夏の料理のイメージはないかもしれませんが、山形県の名物の1つで氷が浮いている「冷やしラーメン」はさっぱりしてとても美味しくて大ファンになりました。山形県民が「つったいラーメン」と呼ぶ冷やしラーメンは本当に暑い夏でも食べやすいですよ。

ちなみに、地元の人たちの言葉、つまり山形弁についてですが、絶対に最初来た時に気になったことでした。「すみません、もう一度よろしいですか」というお願いを何回もしました。早口の山形方言に慣れるまでは「なになになに…んだべ」か「なになになに…さま」のようなことしか聞いてませんでした。日本学科の卒業生ですが、日本の方言は大学で勉強しないことですね。時間が経ってもちろんある程度まで特徴的な山形弁に慣れてきました。「べ」や「さま」の使い方が分かるようになり、「おばんでーす」のような山形しか使わない言葉もどんどん覚えていきます。

上山市の美しい景色、美味しい食べ物、特徴的な言葉のことをとても印象的に思っています。上山市の面白さがまだまだいっぱいあると思いますのでこれからも発見することをとても楽しみにしています。

それでは、また!
ハンナ
私の上山

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