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林野庁「森林サービス産業」モデル地域(健康経営分野)に東北唯一選定(プレスリリース)

 この度、林野庁で取り組む「森林サービス産業」において、健康経営分野のモデル地域(全国7地域)に上山市が東北で唯一採択されました。

PDF版はこちらからダウンロードください。

林野庁「森林サービス産業」モデル地域(健康経営分野)に東北唯一選定(プレスリリース) [PDFファイル/2.44MB]

補助金内容

名 称

「森林サービス産業」創出・推進に向けた活動支援事業「森林サービス産業」モデル地域(健康経営分野)

モデル地域

申請数24地域うち採択7地域(東北地方・山形県で唯一の採択

支援対象期間

令和3年2月28日まで

申請内容(メンタルヘルスをテーマとした企業等の健康経営支援)

概 要

 本市では、既に企業等の健康経営支援を切り口に、糖尿病やメタボ予備軍等を対象とした「宿泊型新保健指導(スマート・ライフ・ステイ)ツアー」や健康ツアー等を実施しており、来訪者が着実に増加している。

 今回、これまでにない切り口として、企業等で課題となっているメンタルヘルス対策のため、クアオルト健康ウォーキングを組み込んだより効果的で持続可能な内容をはじめ、森林資源の魅力を最大限に活かした多様な滞在プログラムを開発する。

 本市の森林資源を活かし、他に先駆けて地域全体で受入体制を整え、県内外企業等の健康経営の実現と交流人口拡大による地域活性化につなげていく。

実施体制

申請団体 上山市
共同申請団体 上山市温泉クアオルト協議会
実施体制 上山市商工会、上山市観光物産協会、山形銀行、上山市医師会、かみのやま病院(臨床心理科)
外部専門組織 日本クアオルト研究所
協力団体 日本クアオルト協議会

具体的内容

※今後、申請内容について「森林サービス産業」検討委員会よりアドバイスを得て、再度精査を行ったうえで、正式に補助額が決定します。

メンタルヘルス新商品造成・モニターツアー開催

対 象

企業等従業員

内 容

 メンタルヘルスをテーマに、森林体験を通して五感を刺激し、自身と向き合いリラックスする感覚を体験したり、ストレスとの上手な向き合い方を学んだりしながら、自然体を取り戻す旅。

 今後は宿泊・日帰りも想定しながら各種体験プログラムに多様性を持たせ、県内企業をはじめ、隣県、首都圏における健康経営推進企業等に対して段階的に提案していく。

モニターツアー

山形県内企業等従業員10~15名×2ツアー(1泊2日・10月開催予定)

※企業人事担当者等に参加してもらい、企業側のニーズに即したプログラム内容にするため、適宜アドバイスを得ていく。

メンタルヘルスをテーマとしたエビデンス調査

※現段階では下記の内容を予定していますが、「森林サービス産業」検討委員会よりアドバイスを得て、手法については決定します。

内 容

 POMS2(Profile Of Mood States 2・世界共通で使用される心身の状態を見る気分プロフィール検査)を用いて、ツアー2週間前とツアー終了時、2週間後の計3回参加者に調査を実施し、森林の中で多く時間を過ごす旅の体験前後で、心身両面、特に心理的な部分でどの様な効果が得られるかを調査するもの。

 また、クアオルト健康ウォーキング時には、臨床心理士が同行し、森の中でのミニ講話(ストレスとの上手な向き合い方、ゲーム等)を組み入れ、よりメンタルヘルスにつながる新たな内容を開発する。

方向性

 本調査とこれまでの各種調査を組み合わせ、新たな商品化に活用する。今後に向けては、社員全般・高ストレス者など対象に応じたプログラム化も検討していく。

市コメント

 本市が誇る森林資源を存分に活かし、心身の健康につながる取組をステップアップさせ、他に先駆けた新たな取組により、県内外企業従業員の健康づくりの拠点となる環境整備に努め、“心と体がうるおうまち”づくりの実現を目指していきたい。

スケジュール(予定)

補助額決定後 市議会へ関連予算案上程(時期未定)
議決後 第1回ワークショップ開催(事業全体説明、メンタルヘルス課題共有・勉強会、企業ニーズ調査)
10月中 企業対象モニターツアー(2ツアー)

1月中~下旬

第2回地域ワークショップ開催(エビデンス調査結果報告、新商品開発に向けた意見交換、事業全体まとめ)
2月末 事業完了

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