間近で見た樹氷の不思議を体験(親子里山わくわく探検隊)
3月10日、森や里山の魅力を発見する「親子里山わくわく探検隊」を開催し、参加した親子18人が樹氷トレッキングを行いました。
山形の冬を代表する樹氷を間近で見てみようと「やまがた緑環境税」を活用し企画。何メートルもある高い木が子どもたちの手が届く高さまで雪が積もった蔵王で、樹氷になる「アオモリトドマツ」を観察したり、ブナ林にある熊の爪痕やキツツキの巣穴など見つけたりと、準高地だからこそ出会える景色に驚きながら歩きました。
ウォーキングの後は、ペンションでランチ。「美味しい」と何度もお変わりする子どももいました。
参加した山口桃さん、加藤晴貴さんは「雪の上を和かんじきで歩くと、森の中も探検できて楽しかった」と笑顔で話します。
ガイドさんは「今年の樹氷は昨年よりも小さく、雨や風の影響もあり木についた氷が落ちるのも早い」と言います。数年後には、消滅してしまうと言われる樹氷。私たちの身近には、生きた教材がたくさんあります。ウォーキングで山に出かけ、親子で昔と今の違いを話してみるのも環境の変化を学ぶ機会になるかもしれません。
樹氷は雪がくっついているのではなく氷の塊が付着しどんどん成長するそうです
うさぎがかじった跡がある木の枝もありました。
コシアブラの木はどんな香りがするかな?
もうすぐ春です。またみんなで楽しく歩きましょう!
ご参加いただいたみなさん、ガイドの大沼さん、佐藤さん、細川さんありがとうございました。