放送大学山形学習センター公開講座 上山型温泉クアオルト事業について講演
2月5日 放送大学公開講座が鶴岡市の東北公益文科大学大学院で開催され、県内各地から約20人が参加しました。
本市で取り組んでいる「クアオルト事業」を軸としたまちづくりの方法や、取組内容などを上山市温泉クアオルト協議会の会長である冨士重人氏と上山市市政戦略課クアオルト推進室の佐々木慶氏が講演。上山のこれまでの取組を通じて、自分たちのまちでどんなことができるのか、10年の積み重ねで培ったものは何かを考える時間となりました。
講演の主なポイント
・50年100年のまちづくりへ。急がずじっくり日本一のクアオルトのまちにする。
・「健康」だけを売りにせず、地域資源を活用し、おいしい食事をして、運動をして、上山を楽しんでもらえる旅の提案
・市民の健康は、まちの元気につながる→医療費削減、介護予防など
今回講演した鶴岡市は、日本で初めてユネスコ「創造都市ネットワーク」の食文化部門へ加盟。海の幸だけでなく山の幸も豊富な食の都であり、温泉街でもあります。山形県内互いの地域の魅力を知る機会になり、その魅力を一緒に盛り上げていく必要があると実感する機会ともなりました。
お忙しい中、お越しいただいた皆様、また、機会をくださった放送大学山形学習センターの皆様、ありがとうございました。