市指定文化財(71から78)
71 須田板の元亀四年板碑
種別
市・考古資料
所在地
上山市須田板
所有者
須田板地区
指定年月日
昭和54年5月17日
須田板の共同墓地に元亀5年(1573年)造立の高さ199cmの供養石塔婆。石英粗面岩の角柱状で阿弥陀如来の梵字と造立年月が刻まれている。
72 三本松の元禄四年追分分碑
種別
市・考古資料
所在地
上山市三本松921
所有者
三本松地区
指定年月日
昭和54年5月17日
羽州街道と米沢街道の追分の碑として知られるが、以前は供養碑で元禄4年(1691年)の年号を持つ。弥陀の梵字、街道の方向を示す刻字がある。
73 庚申待一座塔
種別
市・考古資料
所在地
上山市四ツ谷一丁目2-47
所有者
個人
指定年月日
昭和56年8月1日
庚申待は庚申(かのえさる)の日に行われる行事のことで、寛永5年(1628年)造立。庚申供養塔は市内に百基以上確認されているが、その中でも最古のもの。
74 楢下墨書板碑
種別
市・考古資料
所在地
上山市楢下
所有者
個人
指定年月日
昭和56年8月1日
県道傍の土壇に建つ石英粗面岩の不整形角柱状の板碑。下方にかすかな墨書が見られるが判読は難しい。他の例から見て室町時代と推定。
75 美咲町建武二年三尊板碑
種別
市・考古資料
所在地
上山市美咲町二丁目289-1
所有者
個人
指定年月日
平成7年2月1日
土山に建武2年(1335年)造立の石碑。梵字は胎蔵界大日、観音、勢至が並び造立年月、趣旨が刻されている。「為遠忌也」の刻字は当市唯一。
76 正八幡宮俳額
種別
市・有形民俗文化財
所在地
上山市宮脇字高野坂52-1
所有者
正八幡神社
指定年月日
昭和60年8月26日
文化元年(1804年)8月に奉納されたもの。評者は「柳庵浅井」と「月槎蘭和」、俳句数は前者が81句、後者が80句の勝句を選んでいる。
77 小倉歌舞伎衣装・小道具一式
種別
市・有形民俗文化財
所在地
上山市元城内(上山城寄託)
所有者
小倉地区
指定年月日
昭和63年1月25日
着装期は、江戸時代中期から後期。特に小袖、打掛、振袖などは、時代的意匠の特色を具備し、殿中の局などが実生活のなかで着用したもの。
78 金生田植踊り
種別
市・有形民俗文化財
所在地
上山市金生
所有者
保存会
指定年月日
昭和35年5月25日
延宝6年(1678年)8月、土岐頼殷の入部を祝って演じたのが始まりとされ、大戦中一時中断したが昭和35年に復活。市内で唯一の伝統田植踊り。