市指定文化財(56から62)
56 権現堂の正中二年板碑
種別
市・考古資料
所在地
上山市権現堂公民館庭
所有者
権現堂地区
指定年月日
昭和32年4月20日
正中2年(1325年)建立。高さ75cmの安山岩の自然石で、上部に釈迦の梵字が刻まれ、下部に亡父の十三年忌の為建てたとの銘文がある。
57 久昌寺の嘉暦三年三尊板碑
種別
市・考古資料
所在地
上山市牧野2488
所有者
久昌寺
指定年月日
昭和32年4月20日
嘉暦3年(1328年)建立。高さ96cmの安山岩で、角柱状の自然石。上部に弥陀三尊の梵字が刻まれ、妙泉の供養の為との銘文がある。
58 五十嵐小文治の墓
種別
市・考古資料
所在地
上山市葉山2-20
所有者
個人
指定年月日
昭和32年4月20日
建仁年間(1201~1203年)五十嵐小文治は上山の地頭としてこの地を治めたとの伝説があり、この墓石はその領主の墓として尊崇されてきた。
59 十日町の市神石幢
種別
市・考古資料
所在地
上山市十日町2-7
所有者
個人
指定年月日
昭和35年5月25日
室町時代初期の永享3年(1431年)に造立された六面単制石幢で、各面には地蔵像が陽刻されている。笠と宝珠は後で補ったもの。
60 上山藩領境界石標
種別
市・考古資料
所在地
上山市十日町6-16
所有者
個人
指定年月日
昭和48年2月26日
文化14年(1817年)出羽国と陸奥国の境金山峠に建てられた境界石標。高さ156cmの安山岩の角柱状で、当落の儒学者五十嵐干拙の筆になるもの。
61 圓通寺の応安元年板碑
種別
市・考古資料
所在地
上山市長清水一丁目7-28
所有者
圓通寺
指定年月日
昭和54年5月17日
南北朝時代(1368年)の造立で、弥陀三尊の梵字と長清水村の川の中から発見、再建したことが刻まれている。北朝年号は当市で唯一のもの。
62 久保川の応永六年阿弥陀板碑
種別
市・考古資料
所在地
上山市久保川145-1
所有者
個人
指定年月日
昭和54年5月17日
室町時代の初期(1399年)の造立で、二条の横線と弥陀の梵字が刻まれており、「長石仏」と呼ばれている。