市指定文化財(40から47)
40 浄光寺阿弥陀如来像立像
種別
市・彫刻
所在地
上山市軽井沢二丁目1-1
所有者
浄光寺
指定年月日
昭和34年10月5日
室町時代前期ごろは法界寺の本尊であったが、天正年間に浄光寺に移されたとの言い伝えがある。像高74cm、寄木造り、漆箔彫眼の立像。
41 金剛阿弥陀三尊立像
種別
市・彫刻
所在地
上山市石崎二丁目6-8
所有者
西光寺
指定年月日
昭和48年2月26日
金銅の弥陀三尊像で、善光寺式の三尊像である。中尊・阿弥陀如来は像高39.5cm。左右に脇立する観音・勢至の両菩薩の像高は22cm。秘仏につき非公開。
42 銅造 阿弥陀如来立像
種別
市・彫刻
所在地
上山市金瓶字北1651
所有者
宝泉寺
指定年月日
昭和54年5月17日
歌人齋藤茂吉の墓所宝泉寺の本尊。像高は48.5cm。見事な造形美を見せている。
43 観音寺大日堂懸魚・向拝(龍)
種別
市・彫刻
所在地
上山市十日町9-29
所有者
観音寺
指定年月日
昭和58年11月18日
大日堂の破風に付けられた懸魚(写真上)は粟野音松の作。高さ75cmの鏑形で、両鰭に70cmの瓢箪文様の透かし彫りが付く。向拝の龍(写真下)も同じく音松作。
44 朱蓮花盆
種別
市・工芸品
所在地
上山市元城内3-23
所有者
月岡神社
指定年月日
昭和32年4月20日
月岡神社の宝物として伝えられてきた朱塗の蓮花状の盆(計五客)。永禄11年(1568年)に松平信一が戦利品として持ち帰ったとされる。
45 名越弥七郎銘 釣鐘
種別
市・工芸品
所在地
上山市高松131
所有者
個人
指定年月日
昭和32年4月20日
底縁外径36.6cm、上部外径30cm、龍頭高10cm。鋳造年代は明らかでないが、一説によると江州箕作合戦の戦利品とも伝えられている。
46 刀 銘 伯耆守藤原信高
種別
市・工芸品
所在地
上山市元城内3-7
所有者
上山市
指定年月日
平成22年3月24日
刀工信高三代の作とされるもので、鋒は中、反り浅く、やや踏ん張りがある。刃長71.5cm。
47 上山見聞随筆 全六冊
種別
市・典籍
所在地
上山市二日町9-29
所有者
個人
指定年月日
昭和32年4月20日
幕末、明治の町人学者菅沼定昭が書き留めた見聞記。郷土の各分野624項目に風俗画城下絵図等21枚も収録された地域史研究上貴重な根本文献。