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横川堰

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年1月1日更新

横川堰(よこかわぜき)

 横川堰は、南蔵王山系を水源とする宮城県の横川(白石川支流)から取水し、上山市の主に東(あずま)地区の水田へ潅漑している非常に重要な利水施設であります。また、山岳地帯の県境を越えた潅漑水路としては全国でただ一箇所の貴重な施設となっております。
 この横川堰開発の歴史は古く、江戸時代まで遡りますが、現在の横川堰が造られるまでには、先人達の並々ならぬ苦労と努力があり、ようやく明治12年に山形・宮城両県令の了解により水利権が認められ、明治13年から始められた堰堀り工事も明治14年には完成し、現在の横川堰の原形となる堰の通水が開始されております。その後、水路の改修工事や災害復旧工事などと併せ、慣行水利権から許可水利権への移行などが行われ、現在の墜道やコンクリート製の水路に改修されてきております。
 横川堰へは、車で県道萱平・河崎線の萱平地内から市道南蔵王・舟引山線を舟引山方面へ向かい、宮城県境から横川堰の管理道路に入れば約10分で横川堰の下流部に到着します。
 (県道以外の道路は幅員が狭く急勾配なので、車の運転には十分注意してください。また、県道以外の道路は冬期間通行止めとなります。)
 ここから横川の取水口までは徒歩で約30分から40分位となりますが、熊の出没には十分注意してください。

歴史的文化的財産として

 宮城県横川からの注水水利権として取得した上山市かんがい用水は、他県から用水を引いている全国でただ一箇所の堰(横川堰)の水利権であり、江戸時代から続く人々の思い、地域の米作りにはなくてはならない水として、受け継がれてきたものである。
 上山市は、多くの苦難を乗り越え用水を確保してきた注水水利権を市の歴史的文化的財産と考えており、小学校の社会科の学習教材としても取上げ、校外活動を行うなど、後世に引き継いでいかなければならない財産と位置付けております。
 また、横川堰は山岳地帯の県境を越えた施設で、宮城県側からの通行が困難なこともあり上山市側からの市道整備を行いながら歴史的な横川堰の維持管理を行っている。
 このように、上山市は歴史的文化的価値のある横川堰の注水水利権を所有し維持しながら、今後とも後世に伝えていかなければならない。
横川堰概要図
トンネル水路
                   トンネル水路
新緑の横川堰
                新緑の横川堰
横川堰探訪
                    横川堰探訪
横川堰頭首口
                    横川堰頭首口
横川堰見学
                                   横川堰を訪ねて(小学4年生事業)
見学資料
                 横川堰見学時の小学生の感想文