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有害鳥獣対策

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年9月3日更新

 上山市は周囲が山岳に囲まれた自然豊かな地域で、その分多くの野生動物が生息しており、野生動物による農作物被害も多く発生していますが、野生動物と共生を図りながら農作物被害を防止する対策を推進しています。

 上山市で農作物に被害を及ぼしている動物は、カラス・スズメ・ムクドリなどの鳥類、ハクビシン・野ネズミなどの小動物、ツキノワグマ・ニホンカモシカやニホンザルの大動物など多くの野生動物がいます。それらの中でも被害額も多く、被害対策が難しい動物は、ニホンカモシカとニホンザルです。

◎ニホンカモシカ  <防護ネット支給>

  •  ニホンカモシカは、上山市内全域に広く生息し、果樹や野菜の園地に侵入し、新芽や実を食べるなどの被害を及ぼしています。ただし、ニホンカモシカは特別天然記念物に指定されているため、通常の有害鳥獣駆除ができません。
     市では、国と県の補助事業を活用して、園地を防護ネットで囲みカモシカが園地に入らないようにするための防護ネットの支給事業を行っております。 その結果、被害額は平成8年の約50,000千円をピークとして、年々減少傾向にあります。

写真:カモシカ防護ネット
ブドウ園周囲のカモシカ防護ネット

ニホンザル <電気柵設置への助成>

  •  ニホンザルは、市東部及び南部の山地を中心に生息し、東地区、宮生地区、中川地区、中山地区、本庄地区、西郷地区に出没し、果樹を中心に農作物全般に被害を及ぼしています。
     平成24年度末現在、市内に7つの群れで約300頭が生息していると推定されていますが、その遊動域が年々拡大傾向にあるようです。
     市は、果樹園等の周囲に設置する簡易電気柵の設置経費に対する助成、電波発信機を装着し電波による追跡を行っての追い払いパトロールや、群れの遊動域調査を年間を通して実施しています。また、平成19年度から地域独自の被害対策活動に対する助成も行っています。
     その結果、被害額は平成18年度の約25,000千円をピークに減少傾向にありますが、被害地域が拡大していることから、電気柵設置や自主対策活動に対する支援を推進してまいります。

写真:ニホンザル電気柵
ニホンザルの防護ネット(高電圧注意) 

ニホンカモシカ・ニホンザルなどを見かけたときの心得

  • 園地でカモシカやサルを見かけたら、あまり近寄らずに音などで追い払いをする。
  • 園地に人がまめに顔を出して、危険な場所であると思わせることが大切。
  • 出会ったら、必要以上に近寄らず、大声を出したり追いかけたりせず、その場を静かに立ち去る。興奮させると危険な場合があります。

写真:ニホンカモシカ
ニホンカモシカ

 最近、市内でイノシシの出没・農作物被害が増えています。
 今後、先進地事例に学びながら、有効な被害防止策を進めていく必要があります。