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用語の解説

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年1月1日更新

古墳(こふん)

  3世紀後半ごろに発生した豪族層の墓。盛土の形から前方後円墳・円墳・方墳の3種に分けられる。特殊な形式として前方後方墳・双方中円墳・上円下方墳・帆立貝古墳などがあるが例は少ない。
 内部構造は土中に壙を掘って棺を置き粘土や石材で覆う場合と、初めに石室を構築してその中に棺を納める場合とがあり、材料や構造によって木槨・粘土槨・竪穴式石室・横穴式石室などと呼んでいる。
 副葬品としては宝器・装身具・武器・武具・馬具・土器など多様で時代により変化が見られるが、古代の人々の生活が知られる貴重な遺物である。

前方後円墳、前方後方墳の図

円墳、方墳の図

板碑(いたび)

 鎌倉時代の頃からつくられ始めた石等の卒塔婆で、信仰する梵字(種子)と造立年月や趣旨等が刻まれている。

板碑の図

石幢(せきどう)

 中国から伝わったもので、我が国では鎌倉時代末期から建てられている。中国の八角に対し六角の柱状石でつくられ、重制は幢身の上に中台、その上に龕蔀・笠・宝珠を重ね、単制は幢身の上に笠・宝珠をのせている。図は重制石幢

石幢の図

彫漆(ちょうしつ)

 漆を塗り重ねた層に文様を彫刻したもの。朱漆を用いたものを堆朱(中国では剔紅)、黒漆のものを堆黒(剔黒)、黄漆を堆黄(剔黄)と言う。

懸魚(げぎょ)

 屋根の破風の拝(頂点)、または途中に取り付けた装飾的彫亥。風雨にさらされる所にあるので、現在例は鎌倉以後のものしかない。懸魚の左右に装飾用彫刻が付くが、これを鰭と言う。

向拝(こうはい)

 仏堂や社殿の前または後ろなどに主屋から突き出て上に屋根、下に階段のあるところを言う。

懸魚、向拝の解説図