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【クアオルトの芽vol.6】地域資源を活用した健康づくり「日本型クアオルト」を全国展開へ

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年6月1日更新

クアオルトの芽vol6

全国6市3町で「日本クアオルト協議会」を組織

 クアオルトの取組は現在、上山市のみならず、全国各地に広がりつつあります。クアオルトの理念を共有し、それぞれの地域資源を活用しながら、地域住民や来訪者が健康増進に取り組む質の高い滞在環境「日本型クアオルト(健康保養地)」の普及・拡大に、広域連携の下、取り組んでいます。
 平成23年に、全国でも人気の温泉地「由布院温泉」のある大分県由布市、世界遺産「熊野古道」のある和歌山県田辺市と共に「温泉クアオルト研究会」を組織。平成27年には、加盟自治体を増やす形で「日本クアオルト協議会」に改め、現在は石川県珠洲市・新潟県妙高市・島根県大田市・秋田県三種町・群馬県みなかみ町に、さらに今年度は、兵庫県多可町が新たに加わり、全国6市3町で構成しています。

自己分析から見えてきた上山市の“強み”と“弱み”

 「日本クアオルト協議会」最大の特徴は、健康、医療、環境、景観、観光・産業、計画・連携の6分野60項目からなる独自の「日本型クアオルト指標」であり、加盟自治体がそれぞれの取組を自己分析した上で、先進地域に学びながら互いに質の向上を目指している点です。

グラフ  本市の取組を自己分析した結果は左下図のとおりです。医科学的根拠に基づくウォーキングを毎日行っているほか、振興計画などに明確に位置付け各種施策を推進している点で健康、医療、計画・連携は高得点です。一方、自然環境や景観に関する条例などの整備や、受入体制が整っておらず、クアオルトプログラムを基にした集客に結びついていないという点で、環境、景観、観光・産業で課題があります。市は今後、これらの結果を定期的にフォローアップし、先進地域に学びながら健康保養地として全体のレベルアップを目指します。

創意と工夫に富んだ事業展開・提案で、「日本型クアオルト」を力強く牽引

大田市大会  また、より具体的には、年に1回の大会(今年度は10月12日~13日・新潟県妙高市で開催)に市民を派遣しているほか、東京都内での合同物産展の開催(田辺市)、ウォーキングガイド研修の実施(三種町)、さらには昨年発生した熊本地震で大きな被害を受けた由布市に義援金を贈るなど、クアオルト事業を通じて多方面にわたる交流に広がっています。
 「日本クアオルト協議会」では、将来的には地域資源を活用した健康づくりに対する医療保険の適用なども視野に入れ、県を越えた各地域が、大きな夢を持ってスクラムを組んでいくことにしています。そのような中で、上山市は国の最新の動向に沿いながら、「日本型クアオルト」の全国展開を力強く牽引できるよう、創意と工夫に富んだ事業展開や提案を行っていきます。 

 (クアオルト推進室  室長・佐々木慶)

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