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まちの話題「学生のアイデアで、楢下を知るきっかけに」

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年9月1日更新

楢下さんぽ

東北芸術工科大学の学生と楢下宿のみなさんが協力したワークショップ「楢下さんぽ」が8月31日に行われ、市内外から集まった約30人が、楢下の人や歴史に触れました。

 蔵を活用して地域づくりに取り組む芸工大の学生で組織する「ヤマガタ蔵プロジェクト」が、楢下宿を知ってもらい、今後も訪れるきっかけを作ろうと企画。この日は、地元の人の案内の下、楢下を散策。外から眺めるだけでなく、古民家に触れ、話しを聞き、江戸時代の宿場町の様子を振り返りながら巡りました。

 散策の後は、参加者が印象に残った場所や好きなところをスケッチ。かやぶきの屋根や、眼鏡橋など、中には竈を描く人も。描いた絵は、山田屋の屋根裏に展示し、参加者同士で共有しました。

楢下を散策
案内は地域の人。学生たちの企画をサポートしている

庄内屋
楢下の古民家の一部は、出入りが自由。床や柱など長い年月を経た素材のぬくもりを肌で感じることができる。

眼鏡橋にて
めがね橋からの景色も、散策して発見できる

武田屋の御座はふかふか
昔は稲わらを敷いて生活していたことを説明。靴を脱いで上がってみると「とってもふかふかしてる」と、参加者は驚きの様子

農具
木の枠に稲わらを巻いた「たがら」。堆肥などを入れて運んだそうです。

お寺の大樹
樹齢数百年の木もある

ここで、問題です。下の看板はなんと読むでしょうか

ガソリンポンプ小屋

正解は、「ガソリンポンプ小屋」
ほとんどの人は、読めないそうです。

マンホールにかかしのイラスト
上山市のマンホールにはかかしのイラストが描かれています。
ふるさと創生事業の際に、決められたシンボルマークです。

川沿いを歩く
川沿いを歩いて散策

川で遊ぶ
休憩時間には、川で遊ぶ学生の姿も。昔は当たり前の姿だったかもしれません。

スケッチと写真
散策後には、各自楢下のお気に入りの場所をスケッチ。写真に収める人も。

スケッチ
昔の家屋を描こうとすると、作りが細かいことに気づきます。よーく観察しています。

スケッチ
鉛筆や、水彩で描く人も

スケッチ展示

スケッチ展示

完成した作品は展示され、どんなところが印象的だったのか、参加者同士で話し合った。


「ヤマガタ蔵プロジェクト」は昨年、山田屋の蔵の屋根裏を掃除したり、土間を作成したりなどの整備を実施。「小さな図書館プロジェクト」と題し、地域のみなさんに声をかけ、自宅に眠る本を集め、人との触れ合いの場を作るイベントも企画。

小さな図書館
本棚は学生たちの手作り。蔵の雰囲気を損ねないよう、色遣いも工夫

ここで、問題です。
蔵プロジェクトは毎年、テーマを決めて活動しています。昨年のテーマは「本蔵」。なんと読むでしょうか。

ぶっくら

正解は「ブックラ」。
「ぼんくら」と読んでしまいそうですが、それもまた面白いネーミングです。

ちなみに、今年のテーマは「描蔵(えがくら)」だそうです。

利用

 地域づくりに若者たちの力が入り、少しずつ変化を遂げる楢下宿。10月~11月にかけてもプロジェクトのメンバーはイベントを企画しており、今後、楢下宿を知ってもらうきっかけが増えることが期待されます。