市指定文化財(79から86)
79 上山藩鼓笛楽
種別
市・無形文化財
所在地
上山市元城内
所有者
保存会
指定年月日
昭和48年5月25日
戊辰の役の頃上山藩兵のオランダ式調錬時に奏楽された。それが今迄残ったのは全国でも稀な例。大太鼓1人小太鼓2人篠笛6~8人の編成。
80 高松観音御年越し餅搗き行事
種別
市・無形文化財
所在地
上山市高松
所有者
保存会
指定年月日
昭和35年5月25日
最上札所11番の高松観音に伝えられる行事。地区の紙すき業は観音様の加護と、寛永の頃(1624~43年)から餅を搗き奉納。別名「裸の餅搗き」。毎年12月17日が御縁日であることから、12月17日か直前の日曜日に行事が行われる。
81 上山城跡
種別
市・史跡
所在地
上山市本城内3-23
所有者
月岡神社
指定年月日
昭和32年4月20日
天文4年(1535年)武衛義忠が虚空蔵山にあった城を天神森(月岡)に移したと伝えられる。その後山形藩最上家の支城と上山藩主歴代の居城となった。
82 高楯城跡
種別
市・史跡
所在地
上山市鶴脛町字虚空蔵
所有者
個人複数
指定年月日
昭和32年4月20日
最上氏の祖斯波兼頼の曽孫満長が応永初年頃(1403年頃)築城。以後しばしば最上氏、伊達氏の争乱の場となる。中世山城の姿が今に残る貴重な遺跡。
83 法界寺跡
種別
市・史跡
所在地
上山市長清水字573-2
指定年月日
昭和34年10月5日
長禄2年(1458年)温泉を発見したと言われる肥前国(佐賀県)の僧月秀が住した寺跡で、昔から三蔵坊壇、寺屋敷と言われていたと言う。
84 掛入石
種別
市・史跡
所在地
上山市中山字境山4162-1
所有者
個人
指定年月日
昭和34年10月5日
古くから村山・置賜の領境とされていた巨大な安山岩塊。慶長5年(1600年)関ヶ原出羽合戦で最上に侵入した上杉勢が岩下に隠れ反撃したと言う伝承がある。
85 金瓶学校
種別
市・史跡
所在地
上山市金瓶字北165
所有者
上山市
指定年月日
昭和52年6月5日
明治6年(1873年)宝泉寺住職の隠居所として新築。翌年金瓶小学校となり斎藤茂吉が尋常科1・2年の時ここで学んだ。明治37年(1904年)に上野尋常小学校(現山形市立蔵王第二小学校)の新築に伴う合併により廃校。
86 鶴脛温泉源泉地
種別
市・史跡
所在地
上山市湯町471-1
所有者
上山市
指定年月日
昭和58年11月18日
肥前国(佐賀県)の僧月秀が、長禄2年(1458年)脛に傷のある鶴が足をひたしているのを見て発見したと言う伝承の地。上山温泉郷最古の歴史を持つ源泉。