市指定文化財（24から31）

24　堅磐橋（かきわばし）

種別
　市・建造物
所在地
　上山市川口字川原
所有者
　上山市
指定年月日
　昭和50年7月24日

初代山形県令三島通庸が交通路整備に当たり、明治11年（1878年）に建設したもの。凝灰岩を使用した当時としては珍しい二連アーチ式の石橋。

25　新橋

種別
　市・建造物
所在地
　上山市楢下
所有者
　上山市
指定年月日
　昭和51年7月21日

三島県令時代の明治13年8月竣功のアーチ式石橋。建造費は県補助金と住民の立替金。完成後、利用者から橋銭を徴収し弁済の一部に当てられた。

26　覗橋（のぞきばし）

種別
　市・建造物
所在地
　上山市楢下
所有者
　上山市
指定年月日
　昭和51年7月21日

上流の新橋が完成した2年後の明治15年（1882年）西洋の土木技術を取り入れ竣功した。費用は全額地区負担。石材は大門石と言われる凝灰岩である。

27　中山橋

種別
　市・建造物
所在地
　上山市中山字上町
所有者
　上山市
指定年月日
　昭和52年12月28日

カラジュク川に架けられた明治13年（1880年）竣功の石橋。親柱に「奈可やまはし」と彫られている。アーチの堅牢な二重石組みが特徴。

28　細谷石造大鳥居

種別
　市・建造物
所在地
　上山市細谷上原
所有者
　手長稲荷神社氏子会
指定年月日
　昭和58年11月18日

享保9年（1724年）勧請された手長稲荷神社の一の鳥居と言われ、明治17年（1884年）に宮脇の石工が永野から唯土橇（だんぽぞり）で運んだ石材で造立した。

29　楢下宿「庄内屋」

種別
　市・建造物
所在地
　上山市楢下23-3
所有者
　上山市
指定年月日
　平成2年8月14日

楢下宿下町にあり、格式は準本陣級。庄内藩主の常宿とされ拝領品が遣る。宿内では最も古く、18世紀半ば頃の建築と推定されている。

30　楢下宿「大黒屋」

種別
　市・建造物
所在地
　上山市楢下32
所有者
　上山市
指定年月日
　平成7年5月26日

下町にある屋敷で2室構成の中の間を街道に平行に置き、その奥に広い勝手と台所を配す。茅葺寄せ棟の屋根形状もそのまま遺す良好な家構である。

31　楢下宿「山田屋」

種別
　市・建造物
所在地
　上山市楢下56
所有者
　上山市
指定年月日
　平成7年10月24日

覗橋左岸上流阿元の高台に位置した明治初年の火災後のもの。
平入りの直ご家で裏側の2間幅の板敷部が特徴。覗橋を前景とした景観が映える。